最終講義


鳥が翼を上に上げている状態(JALさんの元のマークっぽい)
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飛んでちゃいました。
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と言う風に見えませんか?(笑)

先日の登山のことを書いたところで、タイトルに 初縦走 と
書いていましたが、あれは縦走ではないそうです。
二つ山を登ったと言うのが正解。だって。
初縦走は来年ですね。。。(^^ゞ

さて、本日は大学での公開講座最終日。(五回の講義だったの)
五回それぞれの講師(先生)が全員いらっしゃっていて
受講している人々から色々な質問がされ、まとまりが無いのですが
私が覚えている範囲で少しずつ。

「すぐにできることは何でしょうか?」という受講者の質問に対して
「こういうことは、程度の問題で、ウチに二つ部屋があって
どちらの電気も点けて一人の人だけがウチにいた場合
その人がいないほうの電気は消す。とかいうことをすることは
できるでしょ?
環境の話をすると、資源を使わずにできるかできないかという
ことばかりの話になってしまうけれど、
白黒つけることは重要じゃない。
できることをできるだけしていく。できないことはしなくても良い。
でも、本当にできないのか、方法を考えていくことをし続ける
ことは可能では?」
というような内容をおっしゃっていました。

(来年燃料電池が発売される予定なのですけれど)
水素は現段階では、化石燃料から取り出すのがほとんどなので、
効率よくエネルギーを使うという点では評価できるが、
持続可能なエネルギーかどうかという論点では、疑問がある。
ただ、水を電気分解することで、水素を取り出す技術を採算ベースに
のせるように研究が進んでいて、太陽光パネルとのセットでの
販売?が実用化しそう。
日本でどうのということになると、金額が…と言う話になるが
全く電気のない国や、電気を運ぶことが難しい地域においては
太陽光パネルと電気分解による水素を使って電気、エネルギーの
供給がされれば、素晴らしいこと。
(ちなみに、燃料電池はレアメタルである白金をつかっているので
燃料電池を各家庭にとか、全車を燃料電池に変更することは不可能。)

草木系のバイオマスの利用方法としては、
1. 熱利用(ペレットとか) ボイラー兼発電機のものが開発途中
2. エタノール、メタン発酵によるエネルギー

ベストミックスという表現を良く利用するのだが、
今の化石燃料を全て○○に変更するというような自然エネルギー
は出てこない。
地域特性を生かして、この地域はバイオマス傾倒型、
この地域は水力傾倒型、この地域は地熱傾倒型…という感じに
なっていく。
そうでなければ、自然エネルギーは普及しないし、個性がある
ということは、強いということ。

だそうです。

受講者の方々も60人?強は毎回いらっしゃるし、考えている人も
たくさんいる。
この力、まとめて同じ方向に送ることってできないんだろうか。

…もどかしい。(^^;;

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