企業見学という分野があると初めて知りました。
今日は二つの施設を見学しました。
一つ目は、地域の住民が防災の対策のことも考えて
住民自らがお金を出し合って、共同発電所(太陽光発電)を
作った公民館?見たいなところ。
5.25kWなので、家庭に設置する太陽光パネルの1.5倍位。
ここは、何かあったときの避難場所でもあるそうです。
グリーン電力基金を利用しての施設では表示パネルが
義務付けられているらしいので、上の表示パネルと
下のは、今どの位の発電をしているか等が見られるもの。
住民が協力して発電所を作っている所は他にもあって、
お寺の屋根をお借りして発電した電力を売ったお金(売電料金)を
寄付していただいたりしているようです。
二つ目の施設は、バイオディーゼル燃料を作っている会社。
(本業は塗装やさん)
木曜日の大学での公開講座は同じバイオ燃料でもガソリン車用。
今日のバイオ燃料はディーゼル車用です。
市役所等に設置してある使用済みてんぷら油などを回収
↓
メタノールを加え、油からグリセリンを分離
↓
石鹸成分を取り除く
↓
水を加えて、不要成分を取り除くとバイオディーゼル燃料
(BDF)の出来上がり♪
一番左の小瓶が黒いグリセリンが油の下に沈んでいるもの。
菜種からどのようにしててんぷら油を作るかということを
見てもらうために、搾油機?もありました。
普通はてんぷら油をバイオディーゼル燃料にしてディーゼルエンジン
に入れて使うのですが、最近は使用済みてんぷら油等をそのまま
燃料として入れても走るディーゼル車ができているそうです。
このNOAH君がそのタイプ。
てんぷら油なのでカス(ゴミ?)が出るため、月に一度位軽油を
入れてカスを溶かし流す必要があるそうですが、てんぷら油を
そのまま入れて走れるのは、何かのときに便利かも?
この企業さんは、本当、色々な自然エネルギーを使っていて
太陽光発電はあるし(社内の蛍光灯にはそれぞれ紐が付いていて
こまめに消しているとのコト)、
雨水タンクがあって、花の水遣りやトイレに使われているし、
今は暖かいので不要ですが、ペレットストーブも有りました!
こういう企業を作りたいですね。
やっているところはやっているんだなぁ。
井の中の蛙だわ。
もっと色々知りたいです。(*^^*)
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