長編小説です。
山に自分一人でめったに登らないエセハイカー?の私には理解できていない部分もたくさんあると思うのですが、何故山に登るのか?ということを考え直すきっかけとなりそうな本でした。
私は自分と対話するために登ることが多いですが、自分との対話も平地(住んでいる場所)でできるようになってきたので山では「謙虚になる」ことに私の登山の目的があるようです。
いつも威張っているわけではありませんが、それでも山に行って自然の大きさに触れ自分を再認識すると、謙虚になります。
あと、世の中にはどうでもいいことに懸命になっている人々がたくさんいて私もその一部になっていたなぁと思うこともあります。
この本で私が「そうだね♪」と思ったのは『何度も山に登り続けること』という部分。
同じ山に登るのか、違う山に登るのか、同じ山に違うルートで何度も登るのか、違う山に登っているつもりだが実は同じ山だったのか(笑)イロイロですが、恐らく生きるということに自分自身がゴールがココ!と定めない限り終わりはないんだろうなぁって思います。
今苦しい方には辛いことに思えるかも知れないけど、終わりがないことは素晴らしいと感じていますp(^^)q
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