soy ink(大豆インク)って聞いたことがありますか?
従来、印刷用のインクは石油由来の油で色の素
(顔料とか染料とか?)を溶かしてインクを作っていました。
その油を大豆から採れる油に置き換えたインクです。
(画は全然関係ないですが、FM局でいただいたもの♪)
soy ink が何なんだろう? と思いながら読んでいただいて
いますか?(笑)
ご想像通り、環境にやさしいのです!
・(VOC)の発生が少ない。
大気汚染の防止に役立つ
・生分解されやすい。
・紙のリサイクルに適している。
紙の白色度って聞いたことがありますか?
白色度は光の反射率で示します。100%は真っ白で、
数字が大きいほど白くなります。
一般に使われているバージンパルプ(切り出した木材から
作られた紙)のコピー用紙は、白色度80%前後だそうです。
でも、70%でも65%でも白さは気にならない程度なんですけどね。
その白色度が soy ink を使うことで上がるのだそうです。
そして、soy ink は紙からインクをはがす(?)のが楽で
紙のリサイクルに適しているのだって。
・大豆油の透明度が高いため、色料を最大限に生かした鮮やかな
発色が可能
きれいな印刷物(コントラストが効く)ということでしょうか
・延びがよく、少ない量のインクで印刷できる
良い点ばかりではなく、欠点もあります。
・乾燥に時間がかかる
乾燥に時間がかかるので、私たちが個人で所有している
プリンタには soy ink が使えません。
開発者の方々が色々研究されていて試みられているようですが
まだまだ実用段階には至っていないようです。
早く個人のプリンタにも soy ink が使えるようになるといいなぁ。
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