グリーン電力2

今日の画は、甲斐駒ケ岳。白くてよくわかりませんね。
竹やぶの上あたりです。
(今日も少し面倒な話なので苦手な方は、画だけ
見ていってくださいませ♪)
20090126D1000008.jpg
遠くにある一番高い山で、雪をかぶっているもの。が、甲斐駒。
この画だと雲のすぐ下、鉄塔?の右隣です。
20090126D1000006.jpg
さて、グリーン電力証書の話ですが、なんだか書くのが面倒
になってきました(汗)。
だって、どう考えても今時点では納得できないんだもの。私。
でも、がんばって書きますっ!

グリーン電力証書を購入してグリーン電力で作った電気を
使っているということがなんになるのか?
というと、
環境保護に力を入れていますというアピールだよね?
個人の場合だと(気分を害された方はごめんなさい)
自己満足のため。。。かな?

ひょっとしたら企業さんにしても個人の方にしても制度、システム
が良くわかっていらっしゃらなくて 環境貢献したいから って
いう善意でグリーン電力を購入されているのかもしれませんよね。
だから、善悪を言っているわけではないのです。
私の個人的な意見をいっているだけですので、あしからず。

グリーン電力を推進したいのなら、グリーン電力証書を購入
することで発生している証書発行手数料(3000円位~)の
分(と自然エネルギー認定団体へグリーン電力設置者が
認定してもらうために払う手数料も)のお金も合わせて
グリーン電力を設置している所へ寄付する方が
発行手数料分貢献している気がする。
ただ、この場合、寄付であって、その寄付金がグリーン電力
を増設するために使われるかどうかは不明。
もし、グリーン電力増設のための寄付という名目で寄付金募集
されていた場合にはそれに使われるはなずので、良いのじゃ
ないかしら?
(補足:グリーン電力証書購入費も、現在は税制上寄付金扱い
です。そのうち損金(課税対象外)になるかも知れませんが)

反対に、グリーン電力証書によって利益が出るということに
なれば、グリーン電力を設置する企業や個人が増えて
グリーン電力を推進することができるかもしれない。
そうであれば、一定の成果がでて良いかも?

そんなことを思いながらも、二つほど引っかかっていること。

一つは、結局、政府、国が動いていないということ。
もちろん「はちどりのひとしずく」の例もあり、ボトムアップも
必要なのだけれど、そればっかもねぇ。。。
エコ好きの私は良いけど、普通に考えれば
「魚心あれば水心」よね?
(不思議なもので、地方公共団体(県とか市とか町とか)の
助成金ではあまり普及しないのに国からの助成金があるとき
とないときでは普及の仕方が全然違う。
太陽光発電の助成金受付が1/13から開始(助成金再開)
されていますが助成金可否決定前に着工しては駄目とか
…なんだかね。おっと、話がそれました。すみません)
グリーン電力も国が制度として優遇する何かを少しでも早く
作ってくださいませ(!)。
今のグリーン電力普及をというのは、民のお金が民に流れる
だけで流通規模が小さいと思う。

もうひとつ。
グリーン電力の最大の利点の一つは地産地消。
地域電力会社や、個人電力(家)がたくさんできて、送電ロス
による電力消失が少ないこと(無駄が少ないってことですね)。

グリーン電力が増えるのは嬉しいことなのですが、北海道や
沖縄でできたグリーン電気を東京で購入するのは、実際に
電気が動いているわけではないけれど、何だか引っかかる。
日当たりや設置できないなどで全部はもちろん難しいと
思うけど、自分で使用する電気は自分でまかなえる
あるいは、地域で使用する電気は地域でまかなえるのが
グリーン電力のメリットだと思うしだいです。はい。

おっと、まだあった。
善意という名の下に(?)グリーン電力証書を購入しましょう
とかグリーン電力証書で購入した電気をわが社は使っています
というのを推進していますという国(政府)ですが、
グリーン電力も、電気ですよね?
電気って、水道光熱費。
つまり、公共料金では?
もちろん、電力会社も名目上は民間企業ですが、そこには
東京電力だから、九州電力だから、北海道電力だからって
そんなにたいした電力単価の違いがないですよね?
グリーン電力には「たいした」電力単価の違いがあるのです。
グリーン電力について国は本気ですすめる気があるのかなぁ
と疑問に思ってしまう点でもあります。

あぁ、久々に頭使ったら疲れました~ f(^^ゞ

ということで、私は個人的に寄付金でグリーン電力に
力を注いでいきます♪

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