3. そもそも「老後」とはいつからか。

私の生活での投資の必要性についての続編(?)です。
「2. 困るのは、まさかの時と収入が途絶えた時。」で書いた中で必ずやってくるのがリタイヤした後の収入減少。
「老後」とはいつからの事を指すのでしょうか。


一般的な退職年齢の60歳? 年金がもらえる65歳?
私は「無駄遣いせず健康的で文化的な生活ができるだけの収入が、年金(現在の自己努力なくもらえるもの)を含まずに得られなくなった時」としたいと思います。
(老後の定義は様々です。上記は私の個人的な定義ですので悪しからず。)
年金は、20歳から59歳までの自分が掛け金を拠出したためにもらえるお金ですので、年金をもらえる年齢に達した自分が「何か努力」したところで金額は変わりませんよね。逆に政府の方針によって予想より減ったりするわけです。よって私の定義としてはどのように多額の年金をもらっていても年金の収入のみで生活している人々は「老後」と定義したいと思います。
60歳までの仕事を退職されて、年金の補完として短い時間などで仕事をしている方も「老後」かな? 労働を提供して働いている仕事としては「現役」ですが、その仕事のみで生活できるわけではないので。(じゃぁ、主婦は老後かい? というのは微妙ですね。家の仕事をしていて対価をもらっていないのですが、家の仕事をお金に換算するとかなりの額になるそうです。これは旦那様から支払われるべきと考えると老後じゃないでしょう。)
生涯現役というのは、労働か、資産運用か、博打(笑)か、何かの自己努力によって生活できるだけの収入を死ぬまで続けられた状態であろうと思います。


何をしたら生涯現役でいられるでしょうか。
天職にめぐり合っている方は(体力が続けば)生涯現役でいられるかもしれませんね。

私はチョット特殊な事務職を今の仕事としています。
この仕事は、期限を落としたり、手続きすべきことをしなかったりしたら取り返しがつかない、ある意味リスキーなモノです。
私の中では60歳まで勤められれば(頭が付いていっていれば)ありがたい、60歳過ぎたら、どんなに自分が「まだやれる」と思っていてもリタイヤしようと決めています。
私がした失敗は会社(雇用主さん)に降りかかってしまいます。(私が責任取れない)これ結構しんどい。自分でした失敗を自分でしりぬぐいできないなんて…。
じゃぁ辞めればいいのか、というとそういう問題でもない。今は問題が無くても、何年後、何十年後に損害賠償として何千万とか何億とかありうる世界。会社(雇用主さん)もそういうことに備えた「保険」に入っていらっしゃるそうですが、それと私の失敗とは別問題ですよね。
ということで(話繋がった?私の中では繋がってるんだけど)どんなに長くても60歳でやめようと思っています。
よって今の仕事を生涯現役でするのは不可能。

 

では、何ができるかしら?

体力勝負の仕事は無理ですよね。すでにチョット膝痛いとか「歳だなぁ」と思うことがあるし、無理をしていつもと違う生活をすると、とたんに何かが狂う(体調不良を起こす)。

頭脳仕事はどうでしょうか。
今の私の仕事のように細かくチェックを入れていく仕事は無理。
誰かの人生を左右してしまうようなことも無理。
自分のみのための頭脳仕事なら(ボケなければ)続けられるかな。

 

その頭脳仕事を何で行うか決めて「生涯現役」でいます!

 

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