一日に、できれば一内容で、と思って書いているのだけど
集中してエコのことやっているときには一日一記事では
追いつかないので、あちこちして混乱したらごめんなさい。
今日は見学が組み込まれていました。
何度も登場している太陽光発電。こちらは19.8Kwh。
家庭に設置する一般的な数値が3Kwh強なので、6軒分位。
保育園につけられています。
太陽光パネルが発電した直流電気を家庭内で使える交流電気
に変換するパワーコンディショナーも4台ありました。
普通の家庭は1台です。
(画は2台しか写っていませんが反対側にも2台あります)
この施設は、屋根を貸しているだけで、太陽光発電設備は
設置した企業の保有。
このメーターで太陽光発電部分の(つまり、自家消費分
と電力会社への売電分)数値を計測し、設置企業へ
その発電分の料金を支払っているそうです。
自己資本無しで太陽光パネルがつけられたら良いよね?
(自己資本で太陽光パネルを設置した時のメリットである
電気代は下がらないけど…)
でも、設置企業さんによると発電を良くしてくれる屋根にしか
つけられないそうです。(発電効率の悪い屋根につけると
資本回収ができないから。そりゃそうですよね。)
続いて見学したのが、菌床ボイラー。
(画は、植菌前の培地を殺菌している蒸気)
きのこの培地(中身のおがくずとか)って、きのこを収穫した後は
堆肥などにするため、有料で引き取ってもらっているそうです。
その培地を基本燃料としてボイラーを稼動させる機械。
(説明があまり良く聞こえなかったので間違っているかも知れないけど
このボイラーの熱(蒸気?)で菌床を殺菌しています)
今までは、一度に240リットルもの灯油を使っていたのですが
このボイラーにしてから、灯油使用量が1/3になったそうです。
月に15回ボイラーを回すので、すごい量です!
いや、計算してしまいました。(しなきゃ良かった。。。)
240リットルでリッター単価70円としても、一回に使っていた
灯油の金額が16800円。一月15回で252000円。
一年間では、3024000円。
この施設は、補助金をもらって建てられたのですが、補助金以外
の部分は、きのこやさんがご自分で負担されたとのこと。
すごいですね。
きのこの菌床には60%ほどの水分が含まれているので
どうしても燃えにくいため、運転最初は灯油を使う。
それを上手くまわしたり、より多く燃やすことができるように
日々工夫されているとおっしゃっていました。
きのこ屋さんの彼は「職人!」でした。
この施設、「職人」さんのこだわりで上手く回るようになったら
是非全国のきのこ屋さんに導入してほしいです~。
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