グリーン電力証書

いま一つ納得できていないというか…これもCO2排出権取引
ビジネスみたいな気がするもの。
グリーン電力証書
(画は遠くに(というか携帯カメラなので遠く見える)八ヶ岳
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毎日使う電気は、風力、水力、太陽光、地熱、バイオマス
などの電気(グリーン電力)を使いたい…
でも、電気は、火力発電所原子力発電所でつくられた
ふつうの電気と混ざって送られてくるので、グリーン電力
を使っているかどうかわからない。
そこで考え出されたのが「グリーン電力証書」というシステム。

えーと、電気料金は電気料金で今までどおり電力会社へ
支払いをして、そのほかに任意で好きな分量を自然エネルギー
で発電した電力を購入したとみなすために、自然エネルギー
認定団体?のようなところにお支払いする。

自分が購入した分の電気量については自然エネルギー
発電されたとみなされる…という。
(わかります? 私もやっと少しわかってきました…
エコ好きの私がこの程度なので、わかりにくい制度ってことです)
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何で自然エネルギー発電をしているところ自体じゃなくて
自然エネルギー認定団体?のようなところへ支払うか
というと、どれだけ自然エネルギーができたか、そのうち
どれだけ販売したかを把握するため。公正を期すため
ということになるみたい。

これさぁ、間違っているかもしれないけど、私の今の理解では
「本当に自然エネルギーを使ったことにはなっていない」
なぜかというと、恐らく、自然エネルギー発電した分すべてが
販売されているから。
自然エネルギーは、発電しても基本的にすべて電線に流れない。
最初にその施設(や設置してある所)などで消費され、それでも
余る部分について電線に流され、使用される。
つまり、自家消費された分も販売されちゃっているみたい
なのですよねぇ。間違っていなければ。

それから単価設定がまちまちでよくわからない。
良心的?と思われるところは、太陽光が単価いくら、風力が単価いくら
…という風に表示してあるけれど、値段がばらばらすぎるような。。。

もうひとつ気になっているのが、送電ロスによる電気の消失が
計算されているのかなぁ?というところ。

疑惑を持っている(笑)のは、公正を期すために認定団体?が
あるようなのですが全然統一されていないようにみえているの。
私には。ブラックボックスな感じ。

現在は、大施設?企業?のみがグリーン電力証書を売ってよい
ことになっているのですが、今後は一般家庭の発電分も
グリーン電力証書換算するようになる?ようなので、
自分の家で消費した分についてのグリーン電力証書収入分は
自分がグリーン電力発電をしているために得られるお手当て
と考えればよいのかなぁ???

なんとなくすっきりしない。
本当に電線に流れた分の電気(売電分)についてのみ
グリーン電力証書が売れて、グリーン電力発電分のメリット
については、ドイツのようにグリーン電力は電力会社に
高額で(たとえば通常の電気代の倍額)購入してもらえる
制度などがある方がすっきりする。

少し難しい話で、ごめんなさい。
続きは明日。

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