住宅ローンなどを抱えている場合、資産運用(投資)をするよりも
ローン返済を優先した方がいいと言われています。
それについて個人的な意見を書いてみようと思います。
私は、ローンを抱えていても資産運用は始めた方がいいと思う。
ただし、ローンが住宅ローンなど「どうしても一括で支払えないもの」
であること。
(車などはローンで買ってはいけません!
ローンを組まなければ買えないのであれば買わない。
お金を貯めてから買う。のがいいと思うのだ。)
住宅ローンなど、どうしても一括で支払えないものであっても
借入金額が自分の支払能力で大丈夫なものであること。
例えは、年収300万円の人が30年ローンで3,000万円を借りる
なんていうのは明らかに借り過ぎです。
(30年ローンという年数的にも金額的にも。)
という前提条件のもとで、住宅ローンなどの繰り上げ返済と
時を同じくして「無くしてもチョット痛いレベルの金額」で
資産運用(投資)を始めるのがいいと思う。
「この位は無くなっても痛くもかゆくもない金額」ではNG。
逆に「これがなくなったら生きていくのも大変な金額」もダメです。
住宅ローンの返済が終わるのは早くても40代でしょう。
投資脳(投資脳という言い方が適切かどうかは不明)は、30代前半
(長く見積もっても30代後半)までに作り始めなくてはできないと
言われているようです。
だから30代の方は住宅ローンなど、どうしても一括で支払えない
ローンを抱えていても資産運用(投資)を始めた方がいいはず。
(「自分が無くしてもチョット痛い」レベルの金額でですよ。)
また、40代以降で
住宅ローンなど、どうしても一括で支払えないローンを抱えて
いるけれども資産運用(投資)を始めてみようと思っている方は
インデックス投資などの比較的安定した資産運用(投資)を
行うのが良いのではないでしょうか。
住宅ローンなど、どうしても一括で支払えないローンを抱えて
いても、30代の方も40代以降の方も資産運用(投資)を
行った方がいいと私が思うのは、暴落などを経験してその時
自分のリスク許容度がどの程度なのかを知っておくことが
とても大切だと思うからです。
そして仕事をしている間にお金を失ったとしても、まだ挽回
できるだけの収入が見込めるからです。
逆に定年まで資産運用を行ってこなかった方は、
退職金が出たからと言って退職金のほとんどを資産運用に
あててはなりませぬ! 資産運用を行うのは月に1万円
など「ほんのチョット」にしておいた方が無難と思います。
もちろん、退職されてからも定期的な収入がある方は
この限りではありませんが。
この先、恐らく資産運用(投資)は一生続けていかないと
「それなりの生活」が送れない一般人としては
「早く月に1,000円からでも資産運用(投資)を始めてみて!」
と声を大にして言いたい。
毎月引落の積立投資だと月に500円からできる証券会社も
あります。是非ご検討ください!
もちろん、資産運用(投資)は儲かるばかりではありません。
が、資産運用(投資)で培った「自分のリスク許容度把握能力」
は資産運用(投資)の対象が変わっても活かすことができる
と思うのです。
つまり「魚のとり方を体得した」ことになるんじゃないかと。
(証券会社の回し者ではありません(笑))
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