毎月購入している日本株ファンドの今月号の
報告書に
「熱を蓄える。運ぶ。」という分野での技術革新
が必要で注目しているという話があった。
簡単に言うと、大きな廃熱施設(発電所・工場など)
の排熱を貯めて小さな熱が必要となるところ
(住宅・オフィスなど)に運んで空調に使用する
システム開発だそう。
この場合、「蓄熱体」がキーらしい。
で、石灰が注目のようです。
石灰は100%国内調達できるありがたい資源。
消石灰に熱を与えると、乾燥材に使われている
生石灰になる(蓄熱)。
生石灰に水をかけると消石灰になって熱を出す
(放熱)。
消石灰に廃熱施設から出た排熱を蓄え、
熱エネルギーを持った消石灰(生石灰になっている)
を使用する場所までトラックで運んで、水をかけて
熱エネルギーを利用し(消石灰にもどす)
使い終わった生石灰(消石灰)をまた排熱施設
へ→(以後繰り返し)
というもの、と理解しました。
(ひょっとしたら理解が間違っているかも?
違っていたらすみません)
よい案だと思いますが、トラックで配送する
という部分がどのくらいの頻度で起こるもの
でしょうか?
という疑問があります。
一般家庭には、石灰をどの位貯蔵できる場所が
あるのか?
石灰何グラム(何キロ)でどのくらいの
熱エネルギーが得られるのか?
貯蔵場所・熱エネルギーの量によっては毎日の
ように配送する必要があって、その場合、トラック
に使うエネルギーの方が高くなったりしないのか?
という素人疑問がkatzewaonにはあります。
どうなんでしょうね?
実用化される前には話題になるでしょうから
その時にまたこの疑問の答えを調べてみたい
と思います
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